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セント・オブ・ウーマン/夢の香り
2018-02-25 Sun 21:55

1992

以下ネタバレ
↓↓↓↓

 



アル・パチーノがオスカーを獲った作品だから一体どういう話なんだろう、、と思ってこわごわ観ました。
思ってたよりこう、面白くて、キャラクターとかストーリーとか考えていたのと全然違っていたのでワクワク出来ました。

よく劇中で言っていた「フーアー!」は調べてみると
米陸軍が使っているとされる(語源とされる)スラングで、
つづりは「Hoo-ah」。
意味は「了解」「賛成」の他、好意的な反応、no以外のいろいろな意味で幅広く使われているのだそう。

あらやだ。が一番しっくりくる。


ゴッド・ファーザーのマイケル、のイメージが強くあったアル・パチーノですが
なんか見事にスイッチ押された感じです。
あれー・・・もうなんか、今だけかもしれないけどフランク・スレード中佐(大佐)のイメージになってしまっている。汗

中佐に拳銃で脅されたチャーリーが「いいよ、ぶっ放せ!」と涙ながらに言ったシーンは驚き。
怖くないのか。その勇気はなんだーっ
殺されるかもしれないのに。
普通はヘタレになって命乞いをするとか・・・まぁ助かろうとするのに。
死ぬ勇気もあるのねこの人、、
チャーリーは強いな。
優しくて勇気があって。
こういう人間になりたい。

「この青年は魂が清らか。高潔である」と演説の時に中佐が言うだけある。

この映画はこういう(チャーリー)人間になるべき、というのと、
こういう人間(チャーリー)を「受け入れるべき」とメッセージを含んでいるのと、
こういう人間のために演説をする、守る・・・主張する、のを受け入れるべき、耳を傾けるべきでは。と
・・・そういうことも言っているのかもしれない。

自分の利のために行動するのはしょうがない。
だって正義のために、正しい道のために人生棒に振ったり、幸せを取り損ねることもある。
しかし「そこ」を曲げてお願い出来ないか?
そうお願いしているスピーチ映画だ。


惜しむらくは「セント・オブ・ウーマン(女の香り)」というタイトル通り、
女性の香り、という主題を少し強く出す映画であって欲しかった、、

目が見えなくなった=鼻が利くようになった
=香りが嗅げるようになる=最も美しい香りは

=女性だ

女性こそ、神の生み出した夢のような存在である



こういう↑のを少し出して欲しいというか
いや、すでに出しているのを、私がちゃんと拾っていなかったのかな?



(C)Sony Pictures Entertainment Inc.
(C)Universal Studios


What can you say?
女ってものはさ

Who made 'em
誰が創ったんだ

God must have been
a fuckin' genius.
神ってのはすごい天才だな


元々女好きじゃなかったのかもしれない。
目が見えなくなったことで、
女性の香りが良く思えて・・・なのだろう。


<推測>

「盲人男性」を詩的?な感じで表現したのが
「セント・オブ・ウーマン(女の香)」なのかもしれない。
もしそうだとしたら、(仮に、です)タイトル付けた人のセンスに脱帽。
いや、仮に、だけど。二度目。



妥協して生きてきた人生、
無難な道を歩いてきた人生、
そこへ、「妥協しないっぽい」高潔な青年が登場し、
自殺のお芝居をして俺みたいになるな、と言っているように思える。
中佐が。
もちろん推測であって、本当に死ぬ気だったのかもしれないけど。

死ぬ気だったのは本当だけど、この男の子がどうなるか見届けたくなってきた、、と
思い留まった。というところかな?


「俺がここにいて、いい理由は?」
「2つ!タンゴのダンスとフェラーリの運転がめっちゃ上手いです」

「ところでこの軍服を見てくれ。こいつをどう思う?」
「すごく・・・格好いいです」

ここのやり取り面白かった。(本当は感動した)



ピピピピーするのが俺の夢だったが
諦めた
という中佐の言葉に対し、
諦めるなんて!とチャーリー。

戻れば(家に)いい女性が見つかりますよ。と提言。

I mean you're a good-lookin' guy,
あなたはいいルックスだし

and you're fun to be with, and...
話してても楽しいです、それに・・・

you're a great travel companion,
あなたは良い旅のガイドさんだし

sensitive, compassionate.
優しいし、温かさも・・・


ここが一番好き。
いや、一番ていうかまぁ。特別というか。

全然関係のない蛇足なのですが、
ここではアル・パチーノがすさまじくピーピーピーなことばっかり言ってるのですが、
不思議と下品さは感じられないのです。
これはいかがなものか!
役者としてどうなんだ。
そこは「最低。格好良いアル・パチーノ台無し」と観客を騙さないと駄目だろう。
何を言っても助平な中年に見えない。
下品な中年に見えない。

何かこう、高貴な感じすらあるような。
(軍人設定だからか?)
いやらしい感じがしないのは色気がないからではないのだ。
というかアル・パチーノは色気の塊みたいなものである。
それなのに!
ピーピー用語ばっかり言ってるのに全然やらしくない!

それってどうなんだ。

いや、本当はホッとしました。
イメージが崩れなくて良かった。
ずっと下品というものに汚されずにいてください、、祈。強。


関係ないけど、一番感動する例の演説のシーンの舞台となった会場で。
こっそりお付きの人とフランク中佐が出て来たところ、
全然分からない段階ですでに「あ、中佐だ」と旦那さんが分かったのが萌えました。

最後に出て来た金髪の先生、あの人がいい感じでフランク中佐とくっつくような・・・そんな描写があったら良かった。
強い感じで。
そしたら題名にも繋がるのに~
フランク中佐の夢の一歩に近付ける?フラグが立って幸せに満ちるのに。

これからチャーリーと一緒に見つけに行く方向に行ったのだろうか。






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